ごまもお酢もそれぞれが優れた健康効果を持ちますが、ごま酢なら両方の効果をいっぺんに得られるわけです。

ごま酢で摂取できる栄養素と効果を詳しく説明します。

ゴマリグナンの抗酸化作用。アンチエイジングにも

ゴマリグナンはごまに含まれる栄養ですが、抗酸化作用を持つ成分です。

活性酸素が体に悪い影響を及ぼすのは、あなたも良くご存じだと思います。

あなたも活性酸素の悪影響から逃れるためにポリフェノールを摂取したり、抗酸化作用を持つビタミンを補うなど、健康維持に努めているのではないでしょうか。

活性酸素はがんなど病気の原因であると同時に、体の老化にも関係しています。老化とはすなわち体の酸化だからです。

人は生きていくために呼吸して酸素を取り入れますが、その一部が活性酸素として体に悪さをします。

活性酸素が細胞のDNAを傷つければ細胞のがん化を招き、体全体の酸化が蓄積していくことで徐々に老化が進んでいきます。

年齢を重ねるごとに肌の老化(シミ、しわ)が進行していくのも、活性酸素が大きく関係しています。

だからこそ、体の活性酸素をできるだけ取り除かないといけないわけです。

病気と老化の原因である活性酸素を除去する役割を持つのが、抗酸化作用を持つ成分です。

抗酸化作用を持つ成分としては、ゴマリグナン以外にもビタミンC・E、ポリフェノールなどがあります。

しかし、ゴマリグナンが他の抗酸化作用を持つ成分より優れている点は、ゴマリグナンが肝臓に直接届くことです。

活性酸素は肝臓で多く発生しますが、抗酸化作用を持つ成分は一般的に肝臓に届きません。届く前に分解されて消えてしまうからです。

でもゴマリグナンは肝臓に届きます。

ゴマリグナンはごま全体に1%しか含まれていない希少な栄養素です。小さなごまを多量に食べたとしても、ゴマリグナンはほとんど補えません。

ごま酢のようなサプリなら、ゴマリグナンを効率的に補うことができます。

ビタミンEも活性酸素を除去

ごまにはビタミンEも豊富に含まれています。ビタミンEは抗酸化作用を持つ代表的なビタミンです。

上で解説した通り、病気と老化の原因である活性酸素を除去する効果を期待できます。

ごま酢を摂取するだけで、代表的な抗酸化ビタミンと活性酸素除去に優れたゴマリグナンの両方を補えるわけですね。

不飽和脂肪酸は動脈硬化を防ぎ、免疫力を高める効果

ごまには不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

不飽和脂肪酸は動脈硬化や血栓を防ぐ他、血圧を下げる、LDLコレステロールを減らすなど、体の健康維持に欠かせない複数の効果を持つ成分です。

また、免疫力を高める効果もあります。

体内で合成できないため、必ず食品から補う必要があります。

お酢の酢酸が血圧を下げる

お酢の主成分である酢酸には、血圧を下げる効果があります。酢酸が体内のアデノシンという成分に働きかけ、血管を広げて血圧を下げます。

お酢の血圧を下げる効果については、お酢の有名メーカー、ミツカンが試験を行って結果が出ています。

血圧が高めの人に10週間、毎日食酢大さじ1杯(15ml)を飲ませたところ、最高血圧が6.5%、最低血圧が8.0%下がったとのことです。

お酢には内臓脂肪を減らす効果もある

ミツカンの試験によると12週間、毎日大さじ1杯(15ml)のお酢を飲ませたところ、内臓脂肪、体重、腹囲、BMI、血中中性脂肪が減ったとのことです。

お酢のダイエット効果が科学的に証明されたわけですね。

なお、血中中性脂肪は、動脈硬化の最大の危険因子です。遺伝的・生活習慣的に動脈硬化になりやすい人は、お酢を補うと良いかもしれません。

血糖値を下げる効果も

これもミツカンの発表ですが、食事と一緒に大さじ1杯(15ml)のお酢を補えば、食後の血糖値の上昇が緩やかになるとのことです。

糖尿病で血糖値管理が必要な人は、お酢を補うと良いかもしれません。